Xtion HandTracking + Flash RTMFP を試してみた


Xtion でハンドトラッキングして得た座標値を、RTMFP 経由で同一ネットワーク上の他の端末に転送する簡易サーバアプリを作って試してみました。

こんな感じで動きます。

画面左の MacBookAir で動いているのが Xtion でトラッキングした値を取得して送信する簡易サーバで、右側の画面(同一 LAN 上の別の Mac)で動いているのが RTMFP 経由で送られてきたハンドトラックした座標に応じて動く Flash で作ったテストアプリケーションです。

仕組みとしては

1. OpenNI の NiHandTracker で Xtion から手のトラッキング情報を取得。
2. RTMFP の簡易サーバ(AIR)で、AIR 2.0 の NativeProcess を使用して NiHandTracker から値を取得。
3. 簡易サーバから NetGroup で同じグループの他端末に Xtion で取得した値を送信。
4. サーバからの値を取得したアプリケーションはその値に応じて動作する。

と、簡単に書けばこんな感じです。

この仕組みを使えば、一台の Xtion でトラッキングした値を、複数の端末にインストールされたそれぞれ表現を変えたコンテンツを同時に動かすなどといったことができそうで、なんかワクワクしてきますね。

というわけで、これからも Xtion や RTMFP については様々な使い方を考えていこうと思っています。